平成24年度税制改正法案が可決

こんにちは。税理士の安藤です。

確定申告も無事終わり4月に突入です。

国会では消費増税法案をめぐり、もめにもめておりますが、そんな中先週の30日に平成24年度の税制改正関連法案が可決、成立しました。

中身はというと、例年に比べると内容が薄い・・・といった印象ですね。

その中でも給与所得控除の上限の制定により、給与を1,500万円超もらっている人の税金が増える、といった内容が目玉といえるでしょうか。

同族会社の役員報酬についても制限を設けるような話も出ていたようですが、そこはノータッチでした。

その他には住宅取得等資金の贈与税の非課税(原則1,000万円)が延長もされています。

ちなみに消費増税法案には、消費税だけではなく所得税や相続税の増税案も含まれているんです。特に富裕層の方にはこちらの内容についても影響が大かもしれませんね。